11月 262005
 

酒同好会楽酒会(らくしゅかい)


第9回楽酒会酒蔵見学記

日時:平成17年11月26日(土)
場所:東京都青梅市沢井2-770
清酒「澤乃井」醸造元 小澤酒造(株)

11月26日(土)、当日は晴天に恵まれ絶好の旅日和となりました。
参加者は、総勢22名です。

11月26日(土)、当日は晴天に恵まれ絶好の旅日和となりました。
参加者は総勢22名、午前8時15分に東京駅丸の内南口東京中央郵便局前に集合しました。予定時間通り、貸し切りバスにて出発。バスは一路青梅に向けて代官町より首都高、中央道と順調に走ります。
車中では、醸造学に造詣の深いかけえさんによる合成酒に関する講義がありました。利き酒をする前に、お酒に関する知識を深める楽酒会であります。合成酒は、元々国立理化学研究所が、戦中戦後の物不足の時代、米を用いないで清酒の味がする酒を開発した事に始まるそうです。小麦粉のでんぷん等を用いて生成したエチルアルコールで清酒を希釈し、味を整えるために水飴等を加えたそうです。現在でもその技術は生きていて、昔ながらの酵母発酵だけによる醸造(純米酒)では安定した品質(うまみ)を確保するのが難しいのですが、適度にアルコールを添加することによりそれが可能になるそうです。かけえさんは、純米酒よりアルコールを加えた本醸造の方がかえって美味しいと仰っていました。
一方では、利き酒は大丈夫かなあとの心配を他所に、早速酒盛りが始まってしまいました。10時前に早くも二升を飲み干す勢いです。滅多に呑めないような8年熟成の古酒も振舞われ、味の濃い西洋料理(フレンチ)との相性も抜群であろうと絶賛されました。こんなお酒をご相伴できるのも楽酒会の魅力の一つでないかと思います。
道路は意外と混雑しておらず、10時には目的地に到着しました。まずは玉堂美術館見学と多摩川沿いの遊歩道散策です。玉堂美術館は日本画家河合玉堂の作品が展示してあります。玉堂は、画家児玉希望(広島県出身)の師にあたる人だそうです。その希望は、広島県出身の画家奥田元宋の師にあたります。玉堂、希望、元宋の系譜は一つの筋目のようです。
多摩川沿いの紅葉は今が盛りです。JR御岳駅から沢井駅までの間、多摩川に沿た遊歩道を散策し、紅葉を充分に味わいました。時間的に余裕があったので櫛かんざし美術館を訪れた方もいました。
今回の酒蔵訪問は東京都青梅市沢井2-770 清酒「澤乃井」醸造元 小澤酒造さんです。柿葺きの屋根と軒先にかけてある新酒の出来上がりを知らせる杉玉が印象的な蔵元さんです。蔵元見学後、はやり秩父山系高水山からの岩清水(東京都名湧水の一つ)が豊かなお酒を作り出す源ではないかと思わざる得ませんでした。
昼食は、小澤酒造直営のお食事処ままごと屋で頂きました。ここは、造り酒屋さんが酒造業と飲食店、お土産屋さんとを複合化したエンターテイメント施設でした。ユーザの日本酒離れによる生産減など、やはり清酒づくり一本では生き残りが難しい時代なのかも知れません。料理は、名水岩清水を用いて作られた豆腐湯葉を中心としたお品で、とても美味しく頂きました。
楽しい食事の後、一路東京へ。楽しい一日を過ごすことが出来ました。まだ参加されてない方、来年は是非参加してみてはいかがでしょうか。最後に、世話人の方本当にご苦労様でした。

玉堂美術館の庭と紅葉。河合玉堂は、奥田元宋の師 児玉希望の師にあたる人らしい。 多摩川上流の紅葉
御岳駅近くより
御岳駅から沢井駅までの間、多摩川に沿た遊歩道を散策し、紅葉を充分に味わいました。
多摩川散策 美しい紅葉と参加者の皆さんのショット
しぼりたて澤乃井の利き酒 高水山 岩清水 東京都名湧水の一つ こけらぶきの屋根 ※1 澤乃井 小澤酒造
蔵見学 昔の樽での仕込み 蔵見学 現代の仕込み 高水山 岩清水の源泉。江戸時代の掘削を示すノミの跡があります。 みんなで記念写真 ままごと屋昼食風景
ままごと屋昼食風景 美味しい食事で会話も弾みます。
※1 柿葺きは、「トントン葺き」とも呼ばれ、瓦が使われる前からある屋根の葺き方です。材料はサラワや杉の木材を薄く割った柿板を使います。柿板を竹釘で止めながら幾重にも重ねて葺いていきます。

楽しい食事の後、一路東京へ。楽しい一日を過ごすことが出来ました。まだ参加されてない方、来年は是非参加してみてはいかがでしょうか。
最後に、幹事の方本当にご苦労様でした。



 Posted by at 10:33 AM

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