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東京広島県人会

活動報告

第3回会員総会

2016年2月24日 開催

一般社団法人 東京広島県人会の第3回会員総会が、2016年 2月24日(金)品川プリンスホテルで開催された。

総会に先立ってまず午後5時から講演会があり、三菱重工業の社長、会長を歴任された佃 和夫相談役が「ロケットの話」と題して話をされた。

佃相談役は現在、成蹊学園理事長や内閣官房教育再生実行会議副座長を務めておられるが「社長に就任して最初のロケット打ち上げは失敗したが、技術陣を叱咤激励して奮闘してきた。今日本のロケットの発射の成功率は世界で1番になった」とこれまでを振り返り、各国のロケット打ち上げの現状や厳しい競争が続いていることを説明された。

そして「ロケットは、純粋にビジネスの観点だけでみると大きな利益が上がるものではないが、日本の人々の安全・安心を守る意味でも一生懸命やる仕事だ」と強調し講演を終えた。

続いて東京広島県人会第3回会員総会が同じ会場で開催され、およそ100人が参加した。総会ではまず2016年の決算について、コスト削減を進めたが収支バランスは146万円のマイナスとなったこと、対前年比では59万円改善したことなどが説明された。

参加会員からは「コスト削減も大事だが、増収策も考えてほしい」という意見が出され、大竹会長は今後理事会で検討していくと回答され、決算は賛成多数で承認された。続いて理事・監事の選任が提案され、これも賛成多数で承認されて総会を終えた。