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東京広島県人会

活動報告

平成30年 東京広島県人会 春季役員懇親会

2018年5月16日 開催

 

 

平成30年5月16日(水)18時から東京ドームホテルで「東京広島県人会 春季役員懇親会」が開催。


大竹美喜会長からの挨拶。

「本年は明治維新150年に当たる。この150年の我が国の歴史を振り返り、今後日本の進むべき道を考える 機会にすることが大切ではないか。広島県は県立の中高一貫校の設立に向けて、力を注いでおられる。『国づくり』は『人づくり』からだと思う。来年春、開校予定のこの全寮制の中高一貫校を東京広島県人会は応援したい。東京広島県人会の役員の皆さんは、ふるさと納税の仕組みを使って、住んでいる自治体に納付していた地方税の幾分かを、「広島叡知学園」(英語名 Hiroshima Global Academy)の建設・運営資金に回すことで、広島を支援してゆくという活動に是非ご協力いただきたい。他の県の広島県人会にも働きかけ、連携・協力して実施するようにしてゆきたい。東京広島県人会は、地元広島の元気を精一杯応援してゆきたいと思うので、是非皆様のご支援、ご協力を心からお願いしたい。」

 

 

続いて、湯﨑英彦県知事が来賓の挨拶。

「広島のためだけではなく、日本のため、世界のために、この学校をやってゆきたいと思っている。こうした政策の実行部隊の責任者として横浜市の中学校で校長をしていた平川理恵さんを県教育長に招いた。平川さんは素晴らしい力を持っている。また4月1日からは田邉昌彦副知事も就任するなど、新しい顔ぶれで県政を進めている。」
「広島県の近況報告として、経済面では平成27年の統計が最近発表され、県の経済成長率が2年連続で4.7%と分かった。全国平均は2.8%で広島は非常に大きく成長している。求人倍率も高くて、先生の数が足りずに授業が出来なくて、夏休みに補習をしなくてはということも起きてきている。
広島県は今年、スポーツの年と言われている。4月早々の日本初となったアーバンスポーツの世界大会では、雨降りでも10万人弱の参加があった。秋には女子テニスのオープン大会、11月にはNHK杯のフィギュアスケート、そして日本初の小型ヨットの世界大会も広島で開催されるなど、カープ、サンフレッチェだけでなくスポーツで盛り上がりつつある。
一方、子供たちの貧困の連鎖ということが問題になっているが、これを防ぐ政策も進めている。
お陰様で県知事に3選を果たさせていただいた。新たなる3期目の県政に皆様の応援をお願いいたしたい。」と力強く話された。


また、山木靖雄県議会議長は「マツダも好調で、スポーツはサンフレッチェも良いスタートを切っており、カープはリーグ3連覇を目指してほしい」「史上初の米朝首脳会談の準備が進められている。決して楽観視はできないが、県議会としては核兵器のない平和な社会の実現に向け、また活力ある郷土広島の実現に向けて引き続き全力を傾注してゆきたい。」と挨拶された。

 

 

そして、保田博副会長が、「東京で最も活発な活動をしているのは東京広島県人会だ。会長や役員の皆様方、ご参加の皆様に心から御礼を申し上げる」と挨拶されて全員で乾杯をした。(東広島市の日本酒乾杯条例に則り日本酒で乾杯)

 

続いて政界からの出席者が紹介された後、県の田邉昌彦副知事と県議会の松岡宏道副議長や、各市町長や、経済界、他県県人会からの参加者も壇上で紹介された。

続いて司会者から協賛品、協賛企業が披露された。会場には、広島市・ザ・広島ブランド、東広島市・日本酒、三次市と世羅町・ワイン、山豊・お漬物が出展。
この後参加者は、それぞれのテーブルなどで盛んに歓談を交わした。


歓談の途中、中央省庁からの出席者が紹介されたのに続いて、広島県、各市の東京事務所の新任職員を新しく着任した県の三田利江子東京事務所長が紹介した。

 

三次ワインについて増田和俊三次市長が、世羅ワインについて奥田正和町長が一言スピーチされた。

 

さらに「ザ・広島ブランド」他について広島市の杉浦信人東京事務所長がPR。また「叡知学園」について県教育委員会の畦地博之教育次長が準備状況などを説明された。

   

そして東京広島県人会の金森貴哉幹事長代理が、県人会の各部長が交代(総務部・吉藤真一郎、企画部・金森貴哉、広報部・日谷 潔)したことを紹介した後、今後の日程について

1) 10月10日(水)が秋季役員懇親会(東京ドームホテル)
2) 来年1月23日(水)が新春懇親パーティ(品川プリンスホテル)、
3) 2月22日(金)が、会員総会と講演会(品川プリンスホテル 講師は牛島信弁護士予定)と報告。

 

             

 

最後に児玉幸治副会長が、「大竹会長から叡知学園の話があったが、是非支えてゆきたい。教育は時間のかかる仕事なので、一回きりではなく、気長に支えたいと思う。カープ、サンフレッチェも順調で心強い。広島県の4%の経済成長は、日本の潜在成長能力から言うとレベルが高く、心強い限りだ。知事を始めとして、地元の方々の努力の賜物だと思う。私どもも応援できることが有れば、応援したい」と挨拶され、広島県と参加者の益々の発展を願って一本締めをしてお開きとなった。