事務局便り
第4回「広島 学生・若手 応援セミナー」開催のご報告
令和元年11月29日(金)18時より広島県出身の30歳以下のすべての人を対象に開催。
広島大学東京オフィスで講師と共に語り合い、講演会と懇親会で交流を深めました。
第1部:18時~19時
テーマ:「人間万事塞翁が馬」
講師:三浦 惺(みうら さとし)氏・東京広島県人会副会長
広島県尾道市生まれ
修道高校卒業。東京大学法学部卒業。
電電公社入社後、東日本電信電話株式会社社長、日本電信電話株式会社社長、同社会長。
現在、日本電信電話株式会社特別顧問、株式会社広島銀行取締役、日本生命相互会社取締役。
1.デジタル時代を迎えて
電電公社の近畿から社会人の始まり、職員関連、労務の職務を中心として、一般社員30年、役員20年のキャリアを積み重ねていらっしゃいます。
2.自分の50年あまりのビジネス生活を振り返って『人間万事塞翁が馬』
幾多の苦労に直面されるも、初の海外事業でも「人間と人間」腹をくくって対応すれば、必ず相手に通じて、良い方向になっていくことも体験から学び、お教えいただきました。
どんなに難しい課題でも、やらなければならないものは決して先延ばしにしない、延ばせば延ばすほど厳しさは何倍にもなる。「大変なことほど早くやる。」こともお話しいただく。
3.グローバル規模で変化が激しく不透明な時代において心がけて欲しいこと
(1)使命感<志>
(2)先見性・創造性<ビジョン・目標を明示する>
(3)「判断力」「決断力」「実行力」
(4)変化に対する柔軟性・スピード感・・・☆特に重要
(5)積極性<明るく、前向きに、チャレンジを>
(6)コミュニケーション力<「話す力「聞く力」>・・・部下を持つと大切に!!
4.皆さんに取り組んで欲しいこと
(1)今の自分に満足せず、いつまでも夢を持つ
・再チャレンジの機会は、必ず来る
・そのためには得意分野を持つこと
(2)「就社」ではなく、真の「就職」を
(3)好奇心を持ち続ける
(4)現場に目を向け、足を運ぶ
(5)国際情勢(外国語を含む)に関心を持つ
(6)歴史に親しむ
(7)異業種の人たちと積極的に付き合う
(8)友人関係を大切にする
◎山本五十六の言葉・・・部下を持った時に・・・これに尽きる
やってみせ 言って聞かせてさせてみせ 誉めてやらねば 人は動かじ
話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば 人は育たず
やっている姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず
◎平櫛田中の言葉・・・岡山県井原市で生まれ福山市で107歳で亡くなるまで創作活動
実践 実践 また実践
挑戦 挑戦 また挑戦
修練 修練 また修練
やってやれないことはない
やらずにできる わけはない
今やらずして いつできる
わしがやらねば だれがやる
ひとつひとつの言葉に重みのある心に響くお話しをいただきました。
第2部:19時~20時
懇親会
~同郷出身の諸先輩、社会人、学生との触れ合いの場~
趣旨:「それぞれの夢を語っていただく。よき先輩と巡り合う。師と仰ぐような方を選んでいただく。私は仲間と一緒に皆さんを最大限サポートしていきたい」(東京広島県人会会長 大竹美喜氏のメッセージより)
「乾杯!」に始まり・・・語り合い・・・触れ合い・・・あっという間の1時間でした♪
セミナーの終わりは「笑顔」で集合写真で楽しいひとときの締めくくりとなりました♪♪