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東京広島県人会

活動報告

令和7年 春季 一般社団法人 東京広島県人会 役員懇親会

2025年5月26日 開催

「令和7年 春季 一般社団法人 東京広島県人会 役員懇親会」が5月26日(月)18時から東京ドームホテルで開催。

 

令和7年も開催することができました。
まず故・児玉幸治・東京広島県人会・名誉副会長に参加者全員で黙とうを捧げました。

 

続いて、牛島 信会長の挨拶が行われた。

「会長の牛島でございます。本日はご多忙のところ、一般社団法人東京広島県人会春季役員懇親会にご出席賜りまして、誠にありがとうございます。今、いろいろとお話をさせていただいていたところですが、広島からは中本議長をはじめ、多くの方々にご出席いただいております。厚く御礼申し上げます。また、私の右側に席が用意してありますが、岸田前総理も後ほど駆けつけてくださいという風に、金森幹事長に聞きました。正確な情報だと思います。あまり時間はないということですが、おいでくださるということでございます。大変ありがたいことでございます。

ところで皆さん、広島の話でございますが、1月の新春懇親パーティーから4か月、この間に新しい広島駅ミナモアは皆さんの方がご存知だと思いますが、3月24日にオープンいたし、大変盛況だと伺っております。また、福山では5月18日から20日まで世界バラ会議が開催され、素晴らしかったと。私も見に行きたかったなと思いました。

今年の夏には路面電車が広島駅の2階に上がるそうでございまして、2階に上がるということは新生広島といった感じになるのでしょうか。これは以前にも申し上げましたが、私は実はその広島駅からの広電の乗り口にセンチメンタルの思い出がたくさんありまして、2階になってしまって、すっかり綺麗になってしまうと、僕の青春の中心はどこにいってしまったんだろうかと、青春から遠くなってるんですけれども、そういう風にかみしめるだろうと思いますが、これから観光で広島を訪れる方も、我々迎え入れる側も、大変楽しみにいたしております。先ほど伺いましたが、宮島に行ったけれども、外国人観光客の方がずらーっと並んでいて、大変だったというお話でございまして、広島はこれからもっともっと栄えなきゃいけないんだと、盛んにならなきゃいけないんだ、というところの励ましでもあります。私などが申し上げるのは恐縮ですが、日本は今、アメリカと関税交渉をしております。自動車、鉄鋼、アルミニウムなど全ての関税の撤廃を求めているわけですが、多かれ少なかれ、日本の産業には影響が出てくると予想されております。広島を考えますと、私もいつも思っておりますが、MAZDAをはじめとする現在の広島を支えている産業を守っていくと同時に、新しい事業にも期待だと思います。

本日もこのホテルの42階をお借りいたしまして、これから期待されるスタートアップ5社との交流会を開催いたしました。16時からでございまして、私も冒頭から出席しまして、金森幹事長がリードして、5社の方のお話、特に介護福祉にあたる部分もありまして、とても興味深く思いました。広島県と広島ベンチャーキャピタル、広島イノベーションベースに推薦していただいた、新しい力を期待させてくれる企業の方々でございます。懇親会にもご参加いただき、後ほどご紹介もさせていただきますので、ぜひ交流を温めてください。よろしくお願いします!また、広島カープは4位、サンフレッチェは5位、楽しみがこれからあるんだという風に書いてございますので、私もそのように思っています。

最後になりますが、東京広島県人会はこれからも広島のため、会員のために活動を続けてまいりたいと思います。皆様のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。短い挨拶ではございましたが、私の挨拶にかえさせていただきます。本日はご参加くださいまして、誠にありがとうございます。」

 

来賓からは、はじめに中本隆志広島県議会議長が挨拶。

「皆様、こんばんは。県議会議長の中本でございます。本日は、東京広島県人会の皆様方の春季役員懇親会ということで、役員の皆様方、関係各位、たくさんお集まりの上で、この会が元気よく開催することができておりますことに対しまして、心よりお喜びを申し上げます。また皆様方には平素より、東京でのさまざまな活動を通じまして、広島県勢発展に多大なる貢献を頂いておりますこと、この場をお借りいたしまして、心より敬意を表させていただきたいと存じます。

さて、令和の時代を迎えました今日、社会情勢が著しく変化することになりまして、皆様方我々も含めて、誰もが安心して生活をすることができる社会の構築が急がれております。しかしながら残念なことに、行政を取り巻いております状況は国も県も市もどの行政体も財政がひっ迫した状態が続いておりまして、これからこの令和の時代をかけぬけていくためにたくさんやることがあるわけでございますが、なかなか思うように進まないのが現状でございます。それに加え、近年私たちを取り巻いております環境として、度重なる災害でありますとか、またウイルスとの戦い、コロナウイルス、インフルエンザ、本当に大変厳しいものがございます。そして、この時代になって、あろうはずもなかった世界中で起きている動乱や戦争、本当にこの影響は計り知れないものがあると思っております。また、原材料高や物価高、そして最近では米の価格も沸騰するということで、国民や庶民の皆様方の生活は大変厳しいものがあり、国難ともいえる、いつどこで何が起こるかわからない社会情勢の中にあるわけでございます。

しかしながら、そういった中でも、広島は先ほど会長もちょっと言っていただきましたが、外国人観光客が増えています。本当に旅行客も増えており、活性化を迎えているというのはですね、これは一昨年のG7広島サミットの大成功が大きな要因であると我々は思っております。今、広島の街の中で振り返ると、どこかに外国人の観光客がおられる状況が続いております。それが故に観光業、それからサービス業を中心に、その数字は徐々にではありますが右肩上がりに上がってきている、こういった状況もございます。

そして特に今年は被爆80年という節目の年でありまして、これに合わせて、今、世界中から広島ともっともっと親しくなりたい、そして広島とともに平和を祈りたいというオファーがたくさん来ておりまして、皆さま方ご承知のように、広島は従来よりメキシコでありますとか、ハワイでありますとか、四川省でありますとか、そういったところと友好関係を結んでおりましたが、最近ではインドのタミルナードゥ州、ベトナムのタインホア省、そして今年から北マリアナ諸島にありますサイパン。これは何かと言いますと、エノラ・ゲイ号がサイパン島から原爆を積んで広島に投下した、それが故にそんな辛い思いを共有したいというオファーがあって、我々議会もサイパンまで行ってきまして、県知事も行かれるということを聞いております。そして、韓国の慶尚北道など、今まで我々がお付き合いのあまりなかったところからも、広島と親密になって一緒に平和を祈りたいという思いが我々に寄せられております。

そして、今まで我々の常識であったことがなかなか通用しない、コロナ前とは今では大きく様変わりした世の中の変化、これに向けて我々も今までの概念を捨てて新しい時代を作っていかなければならないと考えております。そういった意味で、本当に今、我々広島にとりましても、いろんな意味で大きな節目、大切な時期を迎えております。まだまだ先行き不透明な時代背景の中ではございますが、皆様方はこの東京で我々とはまた違った広島の見方をお持ちだと思いますので、これから先も今まで培ってこられたキャリアや実績をフルに活用して頂いて、今の時代に合ったタイムリーなお話を我々広島の者に伝授して頂きたいと強く思っているところでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

終わりに当たりまして、本日お集まりの皆様方、今後ともそれぞれの分野におきまして、ご健勝にてご活躍されますことを祈念いたしまして、ひとことご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。」

お名前のみのご紹介になりましたが、沖井 純広島県議会副議長を会場内でご紹介

 。

この後、県人会の木川 眞副会長が開催を祝い、広島の日本酒で乾杯した。
しばし歓談のひとときを楽しみ、広島弁もあちらこちらから聞こえてきてご出席の方々の交流とともに喜びの「笑顔」が会場内に広がった。

 

出席された衆参両議院の各議員の紹介。(写真左から)
森本真治参議院議員、東 克哉衆議院議員、新谷正義衆議院議員、石橋林太郎衆議院議員、宮口治子参議院議員

続いて県内の市長・町長の紹介。(写真左から)
奥田正和 世羅町長、八谷恭介 庄原市長。

松井一實 広島市長の代理で、山本雅英 広島市東京事務所長
新原芳明 呉市長の代理で、平賀英司 呉市東京事務所長
枝広直幹 福山市長の代理で、長田芳文 福山市東京事務所長、それぞれにお名前をお呼びして、紹介。

 

続いて、森光孝雅 三原商工会議所会頭の紹介。

他府県の県人会からの参加者の紹介。(写真左から)
迫 孝治 沖縄広島県人会 会長、高橋睦宏 船橋広島県人会 会長、
永田 理 ふくおか広島県人会 副会長、高舛啓次 近畿広島県人会副会長。

この後、祝電が披露された。

 

さらに協賛品の紹介。広島の蔵元の日本酒、三次市と世羅町のワイン、広島市のザ・広島ブランドが会場を賑わせました。

ヒロシマベンチャー・スタートアップ5社のご紹介。(写真左から)
島﨑航平 ボランチアイズ
林 義之 八天堂ファーム
坂本創志 ZIPCARE
前田裕生 ミライワーク
久保直樹 WEAVE

懇親会の途中に森山浩行衆議院議員、片山さつき参議院議員が到着して紹介。

 

さらに、岸田文雄 前首相・衆議院議員もいらっしゃって、ご挨拶。

 

 

 

 

 

 

「本日は東京広島県人会の春季役員懇親会ということで、遅れてきましたことをお詫び申し上げながら、お喜びを申し上げます。今年も早いもので新年度を迎えて5月の連休も終わり、新緑のシーズンを迎えました。東京広島県人会の役員の皆様におかれましては、それぞれご活躍のこととお喜びを申し上げます。

今年広島は被爆80年という大きな節目の年を迎えます。大阪関西万博と合わせて、各国の首脳が次々と平和公園を訪れ、資料館を見学していく、こういった姿が続いています。私も総理をしている間に会った首脳が広島に来る際には、できるだけ広島に戻って一緒に平和公園で献花をする、こういったことをさせていただいています。こうした広島にとって大きな節目の年に当たりまして、広島の関係者の皆さんがそれぞれお元気で活躍をされておられ、カープも首位戦線でしっかりとしていますし、そのサンフレッチェも連勝で3位に浮上いたしましたし、またバスケットのドラゴンフライズの名誉会長をやっていますが、チャンピオンシップには残念ながら出場はできませんでしたが、3月には東アジアのスーパーリーグでは見事に優勝しました。

このように広島の関係者、それぞれ活躍をしています。大切な年、役員会の皆様におかれましても、それぞれ元気で活躍されますことをお祈り申し上げて、挨拶とさせていただきます。今日はおめでとうございます。」

 

歓談タイムに移り、時折「広島弁」で久しぶりに再会した挨拶や自己紹介が盛んに行われた。

 

しばらくして中央省庁から出席された方々の紹介。(写真左から)

有岡 宏 一般財団法人地方債協会理事長、吉添圭介 内閣官房内閣感染症危機管理統括庁内閣審議官、小笠原憲一 国土交通省海外プロジェクト審議官、中井雅之  厚生労働省大臣官房公文書監理官、舟本 浩 国土交通省海事局次長、迫井正深 厚生労働省医務技監、望月一範 内閣官房新しい地方創生・生活環境創生本部事務局次長、山田 仁 経済産業省資源エネルギー庁資源エネルギー政策統括調整官、木倉敬之 全国健康保険協会理事。

続いて、一言スピーチが行われた。

ザ・広島ブランド                 中国新聞 広島合同就職説明会「ひろしまで働こうや」
山本雅英 広島市東京事務所長           平木志宙

          

中国新聞社「企画展ヒロシマ 1945(いちきゅうよんご)」 映画「希望の灯(あかり)~祈りの鶴のキセキ」
木ノ元陽子 東京支社長                   古川康雄

               

それぞれPRをしていただいた。

 

さらに、東京にあります広島県、広島市、呉市、福山市の事務所 職員のご紹介

広島県東京事務所 職員ご紹介 紹介者 杉山浩紀 広島県東京事務所長

続いて、現況報告では、一般社団法人 東京広島県人会 金森貴哉幹事長より、決算と会員増の傾向(特に若い方の新規入会)があること。秋季役員懇親会を10月15日(水)東京ドーム、令和8年新春懇親パーティーを1月27日(火)セルリアンタワー東急ホテルで開催予定であることを報告した。

 

そして一般社団法人 東京広島県人会 池田晃治副会長が中締めの挨拶をした。

参加者は「またお会いしましょう。」と挨拶をしながら役員懇親会はお開きとなった。

「ありがとうございます。」