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東京広島県人会

事務局便り

【事務局便り】第4回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in有楽町ご案内

東京広島県人会会員の皆様へ

昨年は新春の1月22日に「核兵器禁止条約」が発効され、夏には平和の祭典=東京オリンピック・パラリンピックが開催される等、コロナ禍の中、人類が1つになって世界的感染症に立ち向かい、いよいよ今年は「核兵器も終わりの始まり」(サーロー節子さん談)に向けた年に舵を切ってほしいと切に願っていた矢先2月にロシアがウクライナへ攻め込み、核兵器使用をちらつかせる事態になろうとは思いもしませんでした…。

 

瞬く間に第3次世界大戦開戦の危機に陥るほど、世界平和とは脆いものなのか…近づいたと思った「核亡き世界」がこれほど遠ざかったように感じられたこともありません。

 

しかしながら、こうした時だからこそ諦めてはならない・後退してはいけないとの想いを強くした私ども【井伏鱒二先生生誕125周年記念「黒い雨」プロジェクト実行委員会】では、「核兵器禁止条約」発効の流れを断ち切ることなく、また過去3回の本催事に来場された被爆者の方々との約束=「継続は力なり」を果たすべく、3密に十分に配慮して開催する決断を致しました。

 

1日も早いコロナ禍の収束、そしてウクライナをはじめとする戦時下にある国や地域の平和・復興が待ち望まれる中、以下のように昨夏以上に様々な想い・願いを、そして祈りを込めて行う【第4回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in有楽町】です。

今夏も、ネットでは感じ得ないライブ空間のギャラリーで、高校生の真心と熱意が込められた優れた作品の数々に触れ、何かしらの学び・気づきを、たくさんの元気・勇気、希望を得ていただければ幸いです。

<催事名称>
第4回ヒロシマの高校生が描いた「原爆の絵」展in有楽町

<催事日時>
2022(令和4)年8月14日(日)~20日(土)
11:00~18:00(初日は13:00~、最終日は17:00)

<催事場所>
東京交通会館1Fギャラリー「パールルーム」
(東京都千代田区有楽町2-10-1 1F郵便局隣り)
https://www.kotsukaikan.co.jp/business/gallery/

<展示点数>
約30点(但し、原画ではなく基町高校製作「特製パネル」)

<協力金(入場料)>
500円(税込:中学生以上、小学生以下は無料)

 

今回も開催場所は東京有楽町ゆえ、井伏鱒二先生生誕125周年記念「黒い雨」プロジェクト実行委員会の本部(広島県神石高原町)ではなく、過去3回と同じく、東京事務局(担当:大越)が中心となって取り組む方針です。

大越 貴之
(井伏鱒二先生生誕125周年記念「黒い雨」プロジェクト実行委員会 事務局長)
TEL:090-2754-5652
メール:ohkoshi@vega.ocn.ne.jp

 

※来年2023(令和5)年は井伏鱒二の生誕125周年&没後30周年となります。