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東京広島県人会

活動報告

令和6年 春季 一般社団法人 東京広島県人会 役員懇親会

2024年5月27日 開催

「令和6年 春季 一般社団法人 東京広島県人会 役員懇親会」が5月27日(月)18時から

東京ドームホテルで開催。

 

令和6年も開催することができました懇親会では、まず牛島 信会長の挨拶が行われた。

「会長の牛島でございます。本日はご多忙のところ、一般社団法人東京広島県人会春季役員懇親会にご出席賜りまして、誠にありがとうございます。規模が若干小さいですが、こうして皆様にお集まりいただくと、大変心強い気がいたします。広島からは湯崎知事もお見えくださり、中本議長をはじめ、多くの方々にご出席賜り、厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。

先日、県の方とお話をしていて、広島の基本方針は「安心、誇り、挑戦である」ということを教えて頂きました。今、東京広島県人会では広島から新しい企業が大きく成長し、挑戦していくために、県人会としてどんな具体的支援が出来るだろうかということについて、大いに協議いたしております。岸田総理の下で3月の日銀のマイナス金利解除を起点として経済が変化していく中、広島の挑戦を少しでも県人会として後押ししていかなければという気持ちでございます。

「誇り」と申せば、2025年は春に開業する新広島駅ビル「minima」でございましょうか、グルメやみんなが楽しめるテナント200店舗を予定していると発表されました。1年後の広島駅が楽しみでございます。実は広島駅は私もいつも広電に乗っておりましたので、小さなセンチメンタルが思い出のある場所でございます。広島カープが好調であることはみなさまもご存じのことと思いますが、今はバスケットのドラゴンフライズが、本年は厳しい情勢を勝ち上がり、これを突破し、昨日どうなるかというところでしたが、決勝は1勝1敗で、いよいよ明日19:05から運命の最終戦を迎えるというところまで来たということで、私もみなさまと共に応援したいと思っております。広島のスポーツの力、これによって県人会のメンバーも大いに毎日力を頂いております。

実は東京広島県人会は立ち上がりましてから77年になります。こんなに長く続けてくることが出来ましたのも、ひとえに役員会の皆様、そして広島県人会に関わる全ての人々のお陰だと思っております。これから50年、100年と続いていくための未来の姿を考えていきたいと思っておりますので、ご出席の役員の方々のご協力、ご指導、どうかよろしくお願い致します。

結びでございますが、本日も広島から大勢の方々にご出席いただいておりますので、交流の輪をますます広げて頂ければと存じます。広島県の安心は、外人の方々にお任せしておけば大丈夫と思っております。これをもって、会長の挨拶とさせていただきます。」

 

 

 

来賓からは、湯﨑英彦広島県知事が挨拶。

「本日は東京広島県人会の役員懇親会が盛大に開催されましたこと、心からお喜びを申し上げます。まず、広島の近況ですが、経済から言うと今年はやはりテーマは賃上げだと思います。連合広島の5月10日現在の今春闘の集計ベースになりますが、広島県全体で平均賃上げ率が6.3%となっており、その前の中間集計では5.17%だったので、広島はかなり良い状況にあると思っております。こうした状況は、ここにいらっしゃるマツダさんが頑張っていただいているからだと思いますし、関係するサプライヤーさんもそれに続くように色々とご配慮いただいていると、各方面から聞いております。もちろん広島銀行さんもがんばっておられると思いますが、今、広島はそういう意味で少し明るいところがございます。

もちろん、こうした状況を持続的な成長につなげなければ意味がないということで、生産性をいかに高めていくかということに、行政としてはしっかり力を入れていく必要があります。

ひとつは、生産性を上げるために必要なことは、生産性の高い分野にシフトしていくということであります。また、リスキリングなどを活用しながら、人的資本経営にもかなり力を入れてやっております。因みに、7月は人的資本経営月間ということで、色々なセミナーを実施しております。

また、中小企業の生産性向上のため、様々な投資、例えば、設備投資やDXへの投資、そして人的への投資というところでのパートナーシップ宣言などに取り組んでいるところでございます。そしてもちろん、研究開発といったところにも投資が進むように、様々な支援をしているところです。

次に、広島のスポーツの話題ですが、カープがセリーグ2位で、首位と0.5ゲーム差で頑張っていますが、今日いらっしゃる多くの皆さんは、ドラゴンフライズが広島で盛り上がっているというのをあまりご存じないかもしれません。

B1が立ち上がり、ドラゴンフライズが本当に紆余曲折ありながら、今10年目を迎えていますが、明日28日にBリーグの王者をかけて、最終試合が行われます。19時から横浜アリーナでありますので、是非、皆さん応援に行ける方は、応援にいってください。

私は昨日の日曜日に行って参りました。すごい熱気でありました。対戦相手の琉球ゴールデンキングスは既に3回優勝して、優勝慣れしているので、我々は応援の力で押して行かなければならないと思います。是非、可能な方は応援に行っていただきたいと思います。

来年は被爆80周年ということもあり、我々もそこに向けて様々な準備をしてまいりたいと思います。

また、若者の東京流出という問題がありますので、特に大学進学で一度東京に出てきた若い広島県人を広島に戻すべく、東京広島県人会の皆さんにも、少し矛盾しているのかもしれないですけれども、ご協力いただきたいと思っておりますので、何卒よろしくお願いいたします。改めまして、本日の御盛会をお祝い申し上げますとともに、皆様方の御健勝そして御活躍を心からお祝い申し上げまして、挨拶と代えさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。」

 

 

来賓の中本隆志広島県議会議長が挨拶。

この後、県人会の菖蒲田清孝副会長が開催を祝い、広島の日本酒で乾杯した。

 

 

しばし歓談のひとときを楽しみ、広島弁もあちらこちらから聞こえてきてご出席の方々の交流とともに喜びの「笑顔」が会場内に広がった。

 

 

 

出席された衆参両議院の各議員の紹介。(写真左から)
宮口治子参議院議員、平林 晃衆議院議員、平口 洋衆議院議員、石橋林太郎衆議院議員、越智俊之参議院議員、三上えり参議院議員。

 

出席された石丸伸二 安芸高田市長

松井一實 広島市長の代理で、山本雅英 広島市東京事務所長
新原芳明 呉市長の代理で、平賀英司 呉市東京事務所長
枝広直幹 福山市長の代理で、長田芳文 福山市東京事務所長
木山耕三 庄原市長の代理で、大原直樹副市長
奥田正和 世羅町長の代理で、金廣隆徳副町長
それぞれにお名前をお呼びして、紹介。

 

他府県の県人会からの参加者の紹介
高舛啓次 近畿広島県人会副会長。

この後、祝電が披露された。
さらに協賛品の紹介。
広島市のザ・広島ブランド、広島の蔵元の日本酒、三次市と世羅町のワインが会場を賑わせました。

 

歓談タイムに移り、時折「広島弁」で久しぶりに再会した挨拶や自己紹介が盛んに行われた。

しばらくして中央省庁から出席された方々の紹介。(写真左から)
吉添圭介 地方公務員共済組合連合会事務局長、
前田一浩 あいおいニッセイ同和損害保険株式会社顧問、
有岡 宏 一般財団法人地方債協会理事長、
木倉敬之 全国健康保険協会理事、
五百籏頭千奈美 内閣官房内閣人事局内閣参事官、
中井雅之 厚生労働省大臣官房公文書監理官、
三浦 明 国立研究開発法人日本医療研究開発機構理事、
川野宇宏 全国健康保険協会理事、
山田 仁 資源エネルギー庁資源エネルギー政策統括調査官、
小笠原憲一 国土交通省水管理・国土保全局次長。

 

続いて、一言スピーチが行われた。
・ザ・広島ブランド
山本雅英広島市東京事務所長
阿部智弘広島市東京事務所主査           ・世羅町 金廣隆徳 世羅町副町長

          

・中国新聞 広島合同就職説明会          ・映画 UNBUILT(アンビルト) 丹下とイサム
 大島真緒                    渡辺正悟 映画監督

           

 

さらに、東京にあります広島県の事務所 職員のご紹介(写真右から)
(紹介者 弓場久司 広島県東京事務所長)
広島県東京事務所 職員ご紹介
山本雅英 広島市東京事務所長のご紹介
平賀英司 呉市東京事務所長のご紹介
長田芳文 福山市東京事務所長のご紹介

 

続いて、現況報告では、一般社団法人 東京広島県人会 金森貴哉幹事長より、決算と会員増の傾向(特に若い方の新規入会)があること。秋季役員懇親会を10月9日(水)東京ドーム、で開催予定であることを報告した。

そして一般社団法人 東京広島県人会 池田晃治副会長が中締めの挨拶をした。
参加者は「またお会いしましょう。」と挨拶をしながら役員懇親会はお開きとなった。
「ありがとうございます。」